先週のEU離脱を決めたイギリスの国民投票を、The new york times などのメディアはreferendumを使っていた。
個人的には国民投票の英語は、plebisciteという単語の方により馴染みがあったのだが。
2年前、スコットランドで行われたThe UK からの独立を問う国民投票、これはplebiscite を使う新聞と、referendumを使うメディアとに分かれていたように思う。
The financial times は Scotland's independance plebiscite などと使っていた。BBCは the Scottish independence referendum などを使っていた。

今回のEU離脱を決めるような国民投票では、referendumの方が適切なんだろう。
僕のイメージだとだいたいこんな感じだ。
連邦制の国家で一地方(構成国家)が分離・独立の是非などをを国民投票にかけて決める場合は、plebiscite を使う。
また、plebiscite は占領下や軍政下のでおこなわれる国民投票に使われることが多く、plebiscite は占領からの独立、軍政から民政へ移行するプロセスとしての国民投票に用いる。
一方もともと民主的な社会で、憲法改正などの重要事項を政治家に任せずに国民投票にかけて直接これを決める場合には、referendum を使う。

気になったので、ちょと調べてみた。
Both words are very similar although Plebiscite has become more commonly used to denote a change in sovereignty.
plebiscite; a direct vote of the people of a country to decide a matter of national importance.
referendum; a direct vote by all the people to decide about something on which there is strong disagreement, instead of the government making the decision.

ロングマン英英辞典だと、両方に次のような例が載っていた。これだと意味もニュアンスもほぼ一緒だ。(爆)
a referendum on independence
a plebiscite on independence
⇒Differences between a plebiscite and a referendum
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最初にことわっておきますが、英単語の学習書にはいろいろな段階あります。
今回、紹介する本が、全ての人にとって役に立つというわけではありません。

お勧めするのは、
「30 days to a more powerful vocabulary」 by Wilfret Funk and Norman Lewis
  
これは、アメリカの高校卒業レベルくらいの人をターゲットに英単語を増やす方法をレクチャーした本です。

この本を勧める理由。

単語の選択がよく練られていて、すばらしいこと。

語源を中心にして、よくまとめてあること。

一ヵ月という期間を区切って、覚える単語の目標設定がなされていること。
また、その期間、読者を飽きさせないための工夫がいろいろとほどこされていること。(語源を中心にしているけれど、それだけでなく、単語にまつわるエピソードをいろいろと混ぜながら英単語を紹介しているので、飽きずに最後まで読み通すことができる。)
英単語を意識的に覚えるなんて、ある種の苦行みたいなものですぐに嫌になるに決まってますからね。

そして、ネイティブが英語で書いた英単語の学習書だということ。
ある程度の英語のレベルに達してくると、日本語を介さずに英語を英語のままで処理するという訓練が必要になってきますから。

この本は、読み終わった後も、英語の単語力を上げていくための指針みたいなものを与えてくれます。
もし、学習者の段階が、この本と「ぴたり」とあっていれば、間違いなく最高の英単語の学習書になってくれるはずの良書ですよ。

正直にいえば、ぼくが最後まで読み終えることができた英単語の学習書はこの本だけです。

関連記事
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「a hair of the dog」の意味?
コウモリの食性を表わす英語について



Oxford online dictionaryに載っている一番長い綴りの英単語は、
"pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis"でなんと45文字。

これは、珪性塵肺症(けいせいじんぱいしょう)という病名のことだ。
(WIKIによれば、「火山灰の微細なケイ酸塩の粉塵を吸い込むことによって引き起こされる肺の病気」だそうです。)

この単語を語源で分解すると、pneumono(肺)+ultra(超)+micro(小さい)+scopic(見る)+silico(珪石)+volcano(火山)+coni(ほこり)+osis(病気=ギリシア語)になる。

さらによく見ると、最初のpneumono-(肺の)は、頻繁に出くわす語幹だ。(もちろん、lungが一般的ですが、pneumono-も肺の病気を表わす言葉としてよく使われます)。

たとえば、pneumonia(ニュモウニャ、太字にアクセント)は、肺炎。
branchopneumonia(バンコニィモウニア)は、気管支肺炎のことだ。
(ちなみに、結核はtuberculosisテューバキュロウシス。これは肺の気管支の病気という意味?)

次に、micro(小さな)とscopic(見る=ギリシア語)も、そのまま合わせてmicroscope(顕微鏡)の意味になる。
tele(遠い)とscope(見る)で、telescope(望遠鏡)も同様。
tele(遠い)とphone(聞く)で電話というのも、tele(遠い)とvision(見る=ラテン語)でテレビというのも、まったく同じ考えから。

scope(範囲)も見る範囲という意味から、範囲とか適応領域を意味するようになったのかな?

同じような英単語だと、
kalos(きれい=ギリシア語)とscope(見る)で、kaleidoscopeカライドスコウプ(万華鏡)。
horo(時)とscope(見る)でhoroscope(星占い)。昔は、星の運行で時間を計っていたから。
hydro(水)とscope(見る)で、hydroscope(水中メガネ)なんかも。

ついでに、見るには(Optic=ギリシア語)というのもあり、
optometer(視力測定器)やoptician(メガネ技師)なども。

電子辞書かなんかで発音を確認して下さいね。
もちろん、英語は文脈のなかで音が変化するけれど、だけどもとの単語の発音をきちんとできることは大事ですから。
これは、ぼくが一番できていないのですが。

最後の方の、silico(珪石)も、volcano(火山)も、osis(病気=ギリシア語)も、
何かどこかで見たことがあるようの単語。。。

結論
  • 単語を覚えるときは、語源からやると覚えやすい。また、語源を知っていれば、未知の単語に出会っても、たまに推測がつくことがある。

  • "pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis"は覚えなくてもいいけれど、pneumonia(肺炎)、branchopneumonia(気管支肺炎)、tuberculosis(結核)、optometer(視力測定器)、optician(メガネ技師)などの単語は重要。
誰かが一番長い英単語は”smile”だと言ったという。何故なら、なかにmile(マイル)が入っているから。

いまさらだが、Twitterを始めました。どうせなら携帯で英語でつぶやこうと思ってやってみたが、ぼくのケータイは英語の入力にはまったく適していない!
日本語みたいに、予測変換機能もないから、全部スペルを入力しなければいけない。キーも15しかないので、必要なアルファベットが出てくるまで、何度もキーを叩くはめになる。さらには、数字を入力するのに、わざわざ入力モードをかえなくてはいけない。
iPhoneやXperiaなどのスマートフォンに買い替えなくては、駄目なのだろうか?
いまの携帯は、8万円ほどしてそのローンもまだ残っているのに!

My first Tweet!
My cell-phone is not designed for writing English. It is weary to twitter in English with it.

もしよかったら、ぼくのアカウントにフォローしてください。
http://twitter.com/#!/sigeru0723

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コウモリの食性を表わす英語について
「a hair of dog」の意味?

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先週の土曜日の午前、二日酔いの状態で英会話のプライベートレッスンを受けてしまいました。

そのときの会話の一部。
「I've drunk too much last night. so I feel a slight headache now」(⇒現在進行形の方がよかったのかな)。
調子に乗って「I have no work today. so I'm going to have a glass of beer at lunchtime」と言ったら、彼女は「you will take a hair of the dog?」と言って少し呆れていました。
このとき、「a hair of the dog」が向かい酒の意味だとはじめて知りました。
(犬に噛まれたから、噛みつき返してやった。二日酔いなら、いっそのこと向い酒でもやれば二日酔いも治るだろう。たぶん、こんなニュアンスで使われだしたのではないかな?)
酒飲みのわたしが、こんな英語のフレーズも知らないとは。。。。

罰として、思い出すかぎりの犬に関する英語の言い回しを書いてみますね。
身近な動物のdogに関しては、いろんな表現があるはずですからね(辞書でチェックはしないので、間違っているかも?)

It rains dogs and cats.土砂降りの雨(昔、受験英語で覚えました。実際に使われているのはあまり見かけませんね。)
cats and dogs(安い株銘柄)なんかもあったような。
Dog does not eat dog. 共食いはしない(激しい闘いを、a dog eating dog fightとか言いますね。)
sick  as a dog(ひどく具合が悪い)
a dog nap (うたた寝)
dog work(つらい仕事)
He is dogging her.(彼女に付きまとう)
I am dead-dog tired.(俺はもうクタクタだよ)
There were dog days of summer.(夏真っ盛りの日々)
you are dogging me.(俺のこと、ぼろくそに言うね)

他にもいっぱいあると思いますが、いま思い出すのはこのくらい(少なすぎ!)
ビールでも飲めば、もっと思い出すのかな?

日本語の「犬畜生」と同じで、英語の「dog」もいいニュアンスではあまり使われませんね(ひどい扱いをされたというのを、「 I. was treated  like a dog」とか、また、惨めな死に方をしたというのを「He died a dog's  death」とかいいますしね)。

ソーセージを細長いパンにはさんだのをhot dogというのは、アメリカ人がこれを食べている姿を見て、外国人(イギリス人?)が「犬の肉を食ってやがる」と馬鹿にしたからだと聞いたことがあるのですが、本当なのでしょうか?
hot dogの熱々のソーセージが、オス犬の興奮状態のp••••sに似ているからだという説も聞きましたが、こっちの方が本当っぽいような?

最後に、今年の夏こそは、「TOEIC、900点」を目標に頑張るぞ!

わたしは、過去に二度「TOEIC」の試験に申し込んでいたのですが、二日酔いでドタキャンしたり、ゴルフに出かけたりして実際にはまだ一度も試験を受けておりません。
試験勉強もしておりません。
まったくのナマケモノです。

まずは、ちゃんと試験を受けることからはじめよう。
英検や「TOEIC」を受けられる方がおられたら、一緒に頑張りましょう!

住吉
住吉大社の老木 

参照記事  コウモリの食性を表わす英語
        「myrmecophilism」という言葉の意味

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先日、「A Naturalist's Guide to the Tropics」という本を読んでいたら、コウモリの生態を特集していました。

哺乳類の中でも、完全な飛行をするのはコウモリ目だけ。
いままでに980種が発見されており、ネズミ目に次いで、もっとも繁栄している種目だそうです(約4500種が発見されている哺乳類の中の、1/5くらいがコウモリ目)。

他の哺乳類と競争しなくていいような場所に進出できたのが、コウモリの繁栄の理由なのでしょうね。
大抵の鳥は、昼間に活動するので、その点に関しても競争相手が少ない。

980種もいるので、いろいろな食性をもつコウモリが報告されていました。
そして、それに関する英語の言葉を。

herbivorous[həːrbi'vərəs](草食の)、carnivorous[kɑːrni'vərəs[(肉食の)、omnivorous[ɑmni'vərəs](雑食の)などは、コウモリに限らず一般によく使われる言葉ですよね。

これ以外にも、あまりなじみのない言葉も出てきました。

hamatophagous(吸血性の)、コウモリといえば、西洋ではこの(vampire)のイメージ?

insectivorous(昆虫を食べる)これがもっとも一般的。

nectarivorous(蜜を食べる)
honeyが一般的ですが、nectarもよく使いますね。たぶん、ギリシア語から。

frugivorous(フルーツを食べる)。知らなくても、意味は推測できる?

piscivorous(魚を食べる)
「pisci」は魚を表わすラテン語から。他にthe pisces(魚座)など。

けっきょくは、意味が推測できるような言葉ばかりですよね。

コウモリは、食生活を特化させることによって、互いに住み分けをはかり、980ものspecies(種)が繁栄するようになった?

オオコウモリの顔、ペット犬みたいでかわいい。
bat

参照記事 「myrmecophilism」という言葉の意味

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今日の大阪は朝から雨。
そして、梅雨前線が、近畿地方まで北上したという気象庁の発表。
午前中はずっと雨の音を聞きながら、「NATIONAL GEOGRAPHIC」という雑誌を読んでいた。

この雑誌には、「myrmecophilism」という言葉が出てきたが、わたしの持っている英語の辞書で調べても見つからなかった。

グーグルで検索したら、「the dependence upon or attraction to ants exhibited by certain plants and insects」とだけのそっけない説明。
まあ、無料の online Dictionaryだから、文句は云えないのだが。

植物などがアリと共生して、アリに外敵から守ってもらう代わりに、アリに食べ物や隠れ家を提供するような生態を意味しているのだろうか?
植物学者でも、昆虫学者でもない自分が、この言葉でくわすことは、たぶん、二度とないだろうな。

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