昨日は、青色LEDの研究・開発に対して、日本の科学者3人のノーベル賞授与が発表された。日本人として、とてもうれしかった。

アメリカのニュースでは、中村修二教授は日本人ではなく、アメリカ人(U.S citizen と書かれていた) になっていましたが・・・。(爆)

今日はノーベル化学賞の発表があって、3人のアメリカ人(アメリカ人2人と、ドイツ人1人)が受賞していました。受賞理由は、光活性局所顕微鏡の研究・開発。
日本では、これについてはほとんど報道されていなかった。
ノーベル化学賞に関しても、もっと注目すればいいのに・・・。

ちょっとあまのじゃくな意見を書くならば、ノーベル賞はあまり公平な賞ではないように思います。
純粋に科学的な業績で決まるわけでもなく、裏で政治的な綱引きなどもあって受賞者が決まるように思うから。
今回のノーベル物理学賞でも、赤色LEDを試作して、LED(発光ダイオード)自体を考案したニック・ホロニアック元教授は選ばれなかった。
青色LEDだけで3人もノーベル賞を受賞するのならば、当然、ホロニアックもその栄誉に加えられるべきだったと思います。
彼はすでに1963年の論文で、自分のLEDがエジソンの電球に取って代わるだろうと予言していました。

アメリカの新聞にこんな記事があったので、一部を抜粋・翻訳してみました。(訳の最後に、もとの英語の部分も表示しました。)

⇒Nobel snub for former UI prof

《ノーベル賞委員会が元イリノイ大学教授を無視》
今週の火曜日、LED(発光ダイオード)の研究・開発に対して、3人の科学者にノーベル賞が与えられた。
しかし、LEDの生みの親と見なされている男はその中にはいなかった。
イリノイ大学の元エンジニアリング教授のニック・ホロニアックは、1962年、最初のLEDを発明した。
それだけでなく、ホロニアックは、今回ノーベル賞を授与された、青色LEDの発明につながるような成果もいくつか生み出している。
『根本において、LEDの生みの親はニック・ホロニアック教授だ。ホロニアックも、今回のノーベル賞受賞者に加えられるべきだった。』
イリノイ大学のエンジニアリング教授で、長い間、ホロニアック教授の同僚でもあったミルトン・フェングは、このように語った。

Three scientists were honored with Nobel prizes Tuesday for their work on light-emitting diodes, but the man considered the father of the LED wasn’t among them.
Retired University of Illinois engineering Professor Nick Holonyak Jr. developed the first visible LED in 1962, as well as other advances that paved the way for the invention of the blue LED honored by the Nobel committee, his colleagues said.
“Fundamentally, the father of the LED is still Professor Nick Holonyak Jr.,” said Milton Feng, UI engineering professor and a longtime Holonyak associate. “He should be included.,”

最初のパラグラフのみを訳しました。もとの記事は長めですが、いろいろと示唆に富んでいて興味深い内容でした。是非、もとの記事も読んでみてください。
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アマゾンから新しい電子書籍、Kindle Voyageが発売される。
発売予定は、11月4日。
値段は21、480円から(WIFIモデル、広告付き)。

新しいKindle Voageのディスプレイの解像度は300ppi。
ちなみに、iPad Airの解像度が264ppiだから、Kindle Voyageはそれよりももっと超精細だ。
もちろん、Kindle Voyage のような白黒の e-ink ディスプレイを、iPad Airのようなカラー液晶と比較するのはおかしいかもしれないが・・・。
明るさも、Kindle Paperwhite に比べて、39%アップするそうだ。

ぼくは、電子書籍は大好きで、新らしいKindle が発売されるといつも買っていました。
まだ、日本で発売されていない時期から、直接、アメリカのアマゾン本社に注文していました。
仕事でPCを、遊びでスマフォを使っているから、本を読むときくらいは目が疲れないe-inkディスプレイを使いたい。
e-inkだと紙で読んでいる感覚に近いからより読書に集中できる。
もちろんこれはぼくの個人的な体験で、人それぞれだと思うが。

まだ見ていないが、今度のKindle Voyage は、超精密な紙の出版物くらいに美しいのだろうか?
期待も膨らむ。
唯一気がかりなのは、Kindle Voyage はCPUが従来のままで解像度のみをアップしたから、ページめくりなどが従来のようにスムーズにできるかということ。
今回のKindle Voyage では、CPUについては何もアナウンスされていないから、きっと従来のままだと思う。
2013年度版のkindle Pperwhite は、ストレージが4GBに増えただけでなく、CPUの処理能力もアップしていた。ページめくりも少しスムーズになっていた。
Kindle Voyageがそれと同じCPUを使って解像度のみをアップさせたのなら、処理が重くなったりしないのだろうか?

以下は英語の記事ですが、
⇒Amazon Kindle Voyage, 6 Features to get excited about

Kindle Voyage↓
kindlevoage.png

Kindle Voyage でちょっと残念なのは、一番安いモデルでも、kindle PaperWhiteに比べて値段が10、000円ほどアップしたこと。
Kindle Voyage を他の電子書籍の値段と比較すれば、kindle PaperWhiteが212ppiの解像度で10、800円から。楽天のKobo Auraが265ppi の解像度で13、165円。
kindle PaperWhiteも引続き販売されるから、これで十分だと思えば、10、000円を節約できる。


書きたいことはいろいろあるのだが、いまのぼくには、それを言葉にするための情熱と能力に欠けている。
たぶん、台風がもたらした異常な暑さと湿気にやられているのだと思う。

以下は、中国の雑誌が、日本の集団的自衛権を批判した記事の中で、日本地図の広島と長崎の上に巨大なキノコ雲のイラストを描いたものだ。

⇒中国紙のキノコ雲イラスト、日本政府が抗議

disorted3.png

タイトルは、『日本又想打仗了』⇒日本は、再び、戦争を欲している。

もちろん、日本は過去のあやまちを反省しなければならないのだろう。
だけど、個人的には、日本の過去のどんな蛮行よりも、中国のチベットや東トルキスタンへの侵略とジェノサイド、大躍進で数千万人もの餓死者を出したことや天安門事件で1千人ほどの民間人を虐殺した(正確な数字は誰も分からないが)ことなどの方が、はるかにひどい人類への犯罪だと思うのだが。
これ以外にも、中国の悪行は語りつくせないほど無数にある。
中国政府は、これらについては、謝罪や反省どころか事実すら認めていないが・・・。

クラウゼヴィッツの有名な言葉に、
『戦争とは、他の手段をもってする外交の継続である 』というのがあるが、これは逆もまた真実で、『外交とは、他の手段をもってする戦争の継続 』なのだろう。
たぶん、いまの日中間の尖閣や靖国や歴史認識などをめぐる外交上の争いも、実弾やミサイルは飛び交っていないが、形を変えた『戦争』の継続なのだろう。

これは当分の間続くだろうが、日本は中国の不法な圧力や暴力やプロパガンダに屈して欲しくないし、安倍首相には頑張ってもらいたい。

ぼくは、安倍首相が、日本も他の国家と同じように、 集団的自衛権を行使できると決定したことはよかったと思う。
ぼくには、集団的自衛権が他の国家に認められて、日本にだけは認められないという理由がまったくわからない。
それに、日本はすでに集団的自衛権を行使していると思う。
今回の決定は、たんに事後追認にすぎないのだ。
自衛隊はペルシャ湾で機雷除去やインド洋で米英仏の戦艦へ給油などの支援をおこなってきたが、これは敵対する側から見れば、戦闘行為にあたるだろう。(たとえは悪いが、強盗で、直接お金品を奪った者も彼らを車で犯行現場に運んで逃走を手伝った者も同じ強盗の共犯者だろう。)

一部の人は、集団的自衛権は憲法違反だから改憲してから認めるのがスジだと主張するが、日本はすでに何回か解釈改憲をおこなってきているし、今回だけを問題にするのはおかしいと思う。その例を一つあげるならば、第9条を厳密に解釈すれば、自衛隊も違憲になるだろうから、解釈改憲で自衛隊を合憲にしたのだから。

ちなみに、欧米のメディアでは、日本が集団的自衛権を認めて普通の国家に近づくことには、肯定的な論評の方が圧倒的に多い。

それらの記事の中から、ひとつだけ抜粋するならば、以下のオーストラリアの新聞記事。

⇒Japan has paid for mistakes, Tony Abbott tells meeting with・・・

これの要旨は、
『オーストラリアの首相アボットは、日本の集団的自衛権に言及して、次のように語った。
日本はあやまちをつぐなった。
いまの日本は第2次大戦のときとはまったく異なっているのだから、日本にもグローバルな事案に参加できるように、公平なチャンスが与えられなければならない。』
JAPAN has paid for mistakes.
Japan must be given “a fair go” to fully participate in global affairs, saying the country is “radically different” now than during the Second World War, Tony Abbott says.


最初は欧米のメディアから危険なナショナリストと見なされていた安倍首相も、最近ではとても評判がいい。
西側の民主主義国家の中では、ドイツのメルケルとならんでもっとも実行力のある指導者だという論評もあったくらい。
これはさすがに褒めすぎだと思う。(汗)

もちろん、中国と韓国の特ア(注 1)は、安倍首相と日本の集団的自衛権に批判的だが、この2ヵ国はいつものことだからどうでもいい。(爆)
それから、朝日新聞あたりも、多数の海外の雑誌や新聞の中から、たまたま安倍首相を批判している記事を見つけたら、直ぐに翻訳して引用して、このように海外メディアも安倍首相に対しては深く憂慮しているなどと、いかにもって感じで報道するんだろうけれどね・・・・。

(注 1)
特ア、特定アジアともいう。 これは、中国と南北朝鮮を総称したインターネットスラング。
反日感情の強い中国と南北朝鮮の意見を 『アジア諸国の意見』 と称して報道するマスコミへの反発から生まれた言葉。
ニコニコ大百科より。
マー君が、5月10日のブルワーズ戦で負けなしの5勝目をあげた。
彼が日本にいたときからずっと負けていないことは、アメリカのスポーツメディアでもトップニュースになっていた。
ちょっと興味があったので、そうした記事の一部を日本語に訳してみました。最後に元の英文と、記事のリンク先を添付しています。

『 ミルウォーキー発。 田中が北米にやってきたとき、彼への最初の質問は、ここでも、日本と同じような素晴らしい結果を出せるかということだった。
あれから7試合に先発して、田中への質問は次のように変わった。
” いったいいつになったら、この投手は負けるのだろうか? ”
田中は、去年、日本プロ野球の楽天イーグルに所属していた。そこでの成績は24勝0敗。
彼がレギュラーシーズンで最後に負けたのは2012年8月19日で、それ以来、日米を含めて41試合に先発してずっと負けていない。

もちろん、僕たちの野球の知識が明示するように、田中もいずれは負ける。今シーズン、ニューヨーク・ヤンキーズと対戦した7球団は、この敗北というものをいまだ彼に与えていないが。
金曜の夜は、ミルウォーキー・ブルワーズの番だった。田中はナショナルリーグの街でははじめての登板。
ここでは彼の弱点が明らかになるはずだった。だが、それも致命傷にはいたらなかった。 田中はナショナルリーグの規定にしたがい、バッターボックスに立った。打撃の方は揮わずに、3打席とも三振。

結果は5-3で、ヤンキーズがブルワーズを下した。
田中のメジャーリーグでの記録は5勝0敗に伸びた。防御率は2.57。
これで負けなしの33勝目。このうち28勝は日本であげたものだ。』

MILWAUKEE -- When Masahiro Tanaka arrived in North America, the initial question was whether he could perform at anything like the lofty level he had reached in Japan.

In seven big league starts since then, the central Tanaka question has changed to: "Is this fellow ever going to lose?"

Tanaka was 24-0 for the Rakuten Golden Eagles in Nippon Professional Baseball last year. He has not lost a regular-season start since Aug. 19, 2012. That was 41 starts ago.

True, everything we know about baseball indicates that Tanaka will lose a game at some point. But the seven opponents of the New York Yankees who have faced them this season could not stick him with that elusive defeat.

Friday night, it was the Milwaukee Brewers' turn in what was Tanaka's first appearance in a National League city. Maybe this would reveal a weakness on the part of Tanaka. It did, but it was hardly a fatal flaw. Tanaka wasn't much at the plate. He had three at-bats. He struck out three times.

The Yankees defeated the Brewers, 5-3, while Tanaka's Major League record moved to 5-0 with a 2.57 ERA.
He has now won 33 decisions in a row, the first 28 of them coming in Japan.

⇒Tanaka modest, but record boasts for him

ここからはぼくの意見と、ちょっとだけ自慢。(爆)
マー君は、他のメジャー投手と比べると、そんなにファストボールがあるわけではない。スプリットやスライダーやツーシームやチェンジアップなど、球種はとても多いが。
あらためてマー君の投球を見て思うのは、やっぱり投手はスピードよりもコントロールが大事だということ。
コントロールをくずしてフォアボールを出すのは、ヒットやホームランを打たれるよりも悪いのだろう。
マー君クラスの投手になると、ヒットやホームランを打たれても、フォアボールさえなければそんなに大量失点にはならないから。

ぼくも、以前は、草野球チームで投手をやっていた。メンバーの中には、甲子園に出場した選手もいた。
ぼくはたいしてうまくなかったなかったけれど、たまたま左投げだったから、チームにサウスポー投手が一人は欲しいということで、投手をまかされた。
球は早くなかったけれど、コントロールはよかった方だと思いますよ。(爆)
フォアボールを出すことはほとんどなかったから。
そして、ぼくたちの草野球レベルでは、ファストボールを投げることよりもフォアボールを出さないことの方がずっと大事だった。(爆)

ぼくとマー君を同レベルで論じるのはおこがましいが、やっぱり投手は、パワーやスピードよりもコントロールの方がずっと肝要なのだと思う。
テーマ:MLB
ジャンル:スポーツ
『5/5日、追加』
あらためて辞書で調べたら、beef は不平という意味では、可算名詞になっていたので、(a)を加えました。
① weblio ⇒ beef, 【可算名詞】 《俗語》 不平.
② Urban Dictionary
  ⇒ beef, To have a conflict or grudge with someone.
   I've got a deeply-rooted and psycological beef with you!!

google で検索すると、beef の不平という意味では、可算、不可算、両方の使用例がありました。

英語の冠詞と、マーク・ピーターセンの「日本人の英語」

『本文』
安倍総理とオバマ大統領が一緒にカウンターで寿司を食べたことが、日本でもアメリカでも、トップニュースになっていた。
懸案の TPP では牛肉の関税率もメイン議題だったから、beef ではなく fish を食べて正解だったのだろう。
たしか、beef にはスラングで 『不満』 という意味もあったから、もし二人が寿司ではなく beef を食べていたら、次のようなニュースが英語で発信されたのだろうか?

The two leaders had a beefsteak dinner meeting last night. Although they intensively discussed the appropriate tariff rates of beef in the meeting, they failed to reach an agreement. They had (a) serious beef with one another...

両首脳はビーフステーキを食べながら、ビーフの関税率について熱心に話し合ったが、合意には至らなかった。彼らはお互いに強いビーフ(不満)を持った。

たいして意味はないけれど、こんなダジャレを思いついたので、何となく書いてみました。(爆)

個人的には、TPP に関しては、アメリカの要求を受け入れてすべて自由化すればよかったと思う。また、TPP に反対する人は少なくともリカードの『比較優位』くらいは理解してから反対するべきだとも思う。

TPPについて、リカードの比較優位とか

DSCF0896.jpg

マーガレット・サッチャーという政治家が好きだった。
彼女の政治信条には、共感できる部分が多かったから。
彼女は、当時のイギリス労働党の政策を批判して、次のようなことを言っていた。

To cure the British disease with socialism was like trying to cure leukaemia with leeches.

社会主義という病気に感染したイギリスを治療するのは、医者が白血病の患者を治療するようなものだ。」

⇒4/21日の朝に追加。上のは誤訳です。 正しいのは、「英国病を社会主義で治療するのは、ヒルを使って白血病を治療するようなもの。」 (汗)

当時の与党の労働党は、「ゆりかごから墓場まで」という福祉政策を、強力に推し進めていた。これは、財政危機とイギリス社会の停滞を引き起こす原因にもなったように思う。当時は、「英国病」と呼ばれていた。
いまの日本も、「日本病」と呼ばれていいのだろう。バブル期以降、政治はずっと失敗を繰り返しているのだから。これは政治家が悪いというのではなくて、ぼくたち投票する者の責任なのだろう。民主主義では、選挙区民の平均的な資質以上の政治家が出てくることは、とても難しいと思うから。

The problem with socialism is that you eventually run out of other peoples' money.

「社会主義で問題なのは、最後には、人のお金をすべて使い尽くしてしまうということだ。」

この言葉は、近いうちに財政破綻を引き起こす、いまの日本にこそふさわしいと思う。

To me, consensus seems to be the process of abandoning all beliefs, principles, values, and policies.

「私には、コンセンサスなんてものは、信念や原則や価値観や政策などをすべて投げ捨てていくプロセスのように思える。」

コンセンサスを重視する日本の政治風土では、マーガレット・サッチャーみたいな政治家が出てくることはないのだろう。

昨夜は、Meryl Streep 主演の映画、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を見ていた。





個人的には、英語学習者として、アメリカ人の Meryl Streep が、サッチャーのイギリス英語をどうしゃべるのかにとても興味があった。
映画を見ての自分の判断だが、Meryl Streep の英語は、ほぼ完璧なイギリス英語に聴こえた。やっぱり、Meryl Streep は凄い女優なのだと思った。 イギリス英語をしゃべるのも大変だったろうに、サッチャーの甲高いアクセントも、そっくりだったから。(学生のころは、サッチャーの演説をよく聞いていた。)
年老いて認知症を患ったサッチャーの演技にも、すごいものがあった。
Meryl Streep がこの映画で、Academy Award for Best Actressに選ばれたのも納得だった。

映画の中での、次のようなサッチャーのセリフが、なんとなく印象に残った。

If you want something said, ask a man. if you want something done, ask a woman.

「何かを言ってもらいたかったら、男に頼みなさい。
でも、何かをやってもらいたかったら、女に頼みなさい。」

ぼくたち男は口ばかりで、イザというときにはまったく頼りにならないのだろう。自分のことも反省しながら、なんとなくそう思った。
最新号の The Economist に、気候変動と温室効果ガスとの関連について、次のような記事が載っていました。

⇒A sensitive matter

The climate may be heating up less in response to greenhouse-gas emissions than was once thought. But that does not mean the problem is going away.

OVER the past 15 years air temperatures at the Earth’s surface have been flat while greenhouse-gas emissions have continued to soar. The world added roughly 100 billion tonnes of carbon to the atmosphere between 2000 and 2010. That is about a quarter of all the CO₂ put there by humanity since 1750. And yet, as James Hansen, the head of NASA’s Goddard Institute for Space Studies, observes, “the five-year mean global temperature has been flat for a decade.”....

温室効果ガスによる気温上昇は、かって考えられていたよりも少ないのかもしれない。だけど、この問題がなくなったというわけではない。

この15年間、温室効果ガスの排出量は増え続けてきたが、地表の大気の温度には変化はなかった。
2000年から2010年にかけて、約1,000億トンの炭素が大気圏に放出された。
これは、1750年以来、人類が大気圏に放出したCO₂ の総量のほぼ4分の1。
しかしながら、NASAのGISS(Goddard Institute for Space Studies)主任のジェームス・ハンセン氏によれば、この10年間の平均気温は変わらなかった。」

これは書き出しの部分ですが、興味ある方は、是非、全文を読んでください。(かって主張されていたほどではないが、温室効果ガスと地表の気温上昇にはやはり密接な関連があるという論調でした。) 

また、この記事と少し関連すると思うのですが、マイケル・クライトンが、
" Stete Of Fear " という小説のあとがきで、次のようなことを主張していました。
以前にもブログに書いたのですが、それの一部を英語と日本語に訳して、再掲載してみました。(彼の他の本に比べると、それほど注目されていないような気がするから。当時は、温室効果ガスが一番騒がれていた時期で、彼はいろいろな方面からバッシングを受けました。)

We know astonishingly little about every aspect of the environment, from its past histry, to its present state, to how to conserve and protect it.
地球環境のさまざまな分野については、その過去の歴史から現状まで、それをどうやって維持して守っていくかなど、我々は驚くほど何も分かっていない。

We are also in the midst of a natural warming trend that began about 1850, as we emerged from a four-hundred-year cold spell known as the "little Ice Age."
我々は、温暖化トレンドの真っただ中にある。これは、400年ほどの周期で繰り返されるミニ氷河期が、1850年あたりに終わったため。

Nobody knows how much of the present warming trend might be a natural phenomenon.
現在の温暖化トレンドのどれだけが、自然現象によるものかは、誰も分かっていない。

Nobody knows how much of the present warming trend might be man-made.
現在の温暖化トレンドのどれだけが、人的活動によるものかは、誰も分かっていない。

Nobody knows how much warming will occur in the next century. Computer models vary by 400 percent, de fact proof that nobody knows.
次の21世紀にどれだけ温暖化か起きるのかは、誰も分かっていない。コンピュータモデルによっては、その数値に400%もの変動がある。これは誰も分かっていないということの、事実上の証拠。

Before making expensive policy decisions on the basis of climate models, I think it is reasonable to require that those models predict future temperatures accurately for a period of ten years.
ある気候モデルにもとづいて、財政支出を要する政治決定をする場合には、その気候モデルは、直近の10年間の気候変動くらいは正確に予測できてもいいだろう。

最後にこれはぼくの考え。
この問題に関しては、ぼくはまったくの素人で、何にも分かっていない。
ぼくだけでなく、専門学者やCO₂ の排出量を取り決めている政治家や熱心なエコロジストたちも含めて、誰も分かっていないのではないか。

下図は、地表の平均気温の変化グラフ。
たしかに、過去の50年間で地表の平均気温は0.5℃ほど上昇している。これが人的活動によるものなのか、自然現象による変動なのか、ぼくは門外漢なのでよく分からない。

地球の平均気温の変化
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参考記事
マイケル・クライトンの「恐怖の存在」について