2011年10月13日 (木)
単語を覚える効果的な方法の一つは、語源から覚えること。
たとえば、eulogyという単語は、葬式で死者を賛辞するための言葉を意味するけれど、euの語源は "good"を表わし、logの語源は "word"や"speech"を表わしている。(ともに、ギリシア語から)
eulogyは、語源的には葬式で死者をほめたたえ、弔う言葉のことだ。
eulogyは可算名詞で、"chant a eulogy for someone or something", "give a eulogy to someone" などと使う。もはや、死者への賛辞というだけではなく、わりとかしこまっって褒めたい場合などによく使われる。使い方には注意が必要で、ぼくなんか半分からかって書きたい場合に使用する。
似たような語源では、"euphony"がある。
phonyの語源は音を意味し、euphonyで心地よい音や言葉のことを表わす。
symphonyやtelephoneも同じ語源から。
symの語源は"共に"を意味し、symphonyは共に音が集まったものを意味して交響曲になった。teleは遠くを意味し、telephoneは"遠くの音を聞くこと"で、電話になった。(teleportもtelevisionも同じ語源から。)
このように、語源から単語をやると、忘れないし楽しく覚えられる。
前置きが長くなったけれど、今回のアプリは、Word a Day visual and audio。
iPhone/iPodtouch向けに提供されたアプリ。
高校卒業レベルくらいのネイティブを対象にしていて、語彙学習を助けてくれる。

Word a Day
これのいいところ。
*一日に、1単語を絵と音声と例文で紹介してくれる。
*絵が楽しいから、英単語の学習をしているという苦痛がまったくない。
*そして、単語だけではなく、例や解説文全体を音声で聞かせてくれることも。
Word a Dayは、人との待ち合わせ、電車の待ち時間など、ちょっとした空いた時間に単語を覚えるには最高のアプリだと思う。
(iPhoneや音楽プレーヤのiPodtouchはいつも一緒に持ち歩くものだ!)
話しは少し脱線するけれど、ぼくは語彙学習の本やアプリは、単に単語が紹介されているだけではなく、楽しく学習できるように工夫が施されていることが絶対に必要だと思う。
もちろん、その人の学習のレベルに合っていることも必要だけれど。
この点に関しては、30 days to a more powerful vocabularyという英単語の本は、超おススメである。この本では、読者を飽きさせないための工夫がいろいろとほどこされているから。
この本は、語源を中心にしているけれど、それだけでなく、いろいろなエピソードを混ぜながら英単語を紹介しているので、飽きずに最後まで読み通すことができる。英語の単語を意識的に覚えるなんて、ある種の苦行みたいなものですぐに嫌になるに決まっているから。
ちょっと話が脱線したけれど、Word a Dayは、英単語の学習アプリとして素晴らしいと思う。このアプリの魅力は、実際の絵を使った方が分かりやすいと思うので、2つほどを紹介。
[1.]

↑上図をクリックすれば、拡大して表示。
[2.]

基礎編と、advanced編の2バージョンを、AppleのAppstoreでそれぞれ170円で発売。
参考記事
ボキャブラ本、30 days to a more powerful vocabulary
SAT Vocablary Visuals and Audios、Phone/iPodtouchの語彙学習アプリ

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たとえば、eulogyという単語は、葬式で死者を賛辞するための言葉を意味するけれど、euの語源は "good"を表わし、logの語源は "word"や"speech"を表わしている。(ともに、ギリシア語から)
eulogyは、語源的には葬式で死者をほめたたえ、弔う言葉のことだ。
eulogyは可算名詞で、"chant a eulogy for someone or something", "give a eulogy to someone" などと使う。もはや、死者への賛辞というだけではなく、わりとかしこまっって褒めたい場合などによく使われる。使い方には注意が必要で、ぼくなんか半分からかって書きたい場合に使用する。
似たような語源では、"euphony"がある。
phonyの語源は音を意味し、euphonyで心地よい音や言葉のことを表わす。
symphonyやtelephoneも同じ語源から。
symの語源は"共に"を意味し、symphonyは共に音が集まったものを意味して交響曲になった。teleは遠くを意味し、telephoneは"遠くの音を聞くこと"で、電話になった。(teleportもtelevisionも同じ語源から。)
このように、語源から単語をやると、忘れないし楽しく覚えられる。
前置きが長くなったけれど、今回のアプリは、Word a Day visual and audio。
iPhone/iPodtouch向けに提供されたアプリ。
高校卒業レベルくらいのネイティブを対象にしていて、語彙学習を助けてくれる。

Word a Day
これのいいところ。
*一日に、1単語を絵と音声と例文で紹介してくれる。
*絵が楽しいから、英単語の学習をしているという苦痛がまったくない。
*そして、単語だけではなく、例や解説文全体を音声で聞かせてくれることも。
Word a Dayは、人との待ち合わせ、電車の待ち時間など、ちょっとした空いた時間に単語を覚えるには最高のアプリだと思う。
(iPhoneや音楽プレーヤのiPodtouchはいつも一緒に持ち歩くものだ!)
話しは少し脱線するけれど、ぼくは語彙学習の本やアプリは、単に単語が紹介されているだけではなく、楽しく学習できるように工夫が施されていることが絶対に必要だと思う。
もちろん、その人の学習のレベルに合っていることも必要だけれど。
この点に関しては、30 days to a more powerful vocabularyという英単語の本は、超おススメである。この本では、読者を飽きさせないための工夫がいろいろとほどこされているから。
この本は、語源を中心にしているけれど、それだけでなく、いろいろなエピソードを混ぜながら英単語を紹介しているので、飽きずに最後まで読み通すことができる。英語の単語を意識的に覚えるなんて、ある種の苦行みたいなものですぐに嫌になるに決まっているから。
ちょっと話が脱線したけれど、Word a Dayは、英単語の学習アプリとして素晴らしいと思う。このアプリの魅力は、実際の絵を使った方が分かりやすいと思うので、2つほどを紹介。
[1.]


↑上図をクリックすれば、拡大して表示。
[2.]


基礎編と、advanced編の2バージョンを、AppleのAppstoreでそれぞれ170円で発売。
参考記事
ボキャブラ本、30 days to a more powerful vocabulary
SAT Vocablary Visuals and Audios、Phone/iPodtouchの語彙学習アプリ

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2011年10月01日 (土)

SAT Vocab
SAT(Scholastic Assessment Test)は、アメリカの大学進学適正試験のことで、SAT Vocablary Visuals and Audios(以下、SAT Vocabと略)は、それの語彙対策として作られたアプリです。
いろいろと語彙学習アプリを試したけれど、現状では、これがいいですね。


↑図をクリックして拡大
上の画面のように、このアプリは、語彙を絵と音声と例文を通して解説してくれます。(単語だけではなく、例文全体を読み上げてくれる。)
絵や音で解説してくれるのでやっていて楽しいし、記憶に残るように思います。
Flash Cardsという項目を選ぶと、ランダムに単語が表示されます。チェックマークをタップすると、学習済みと見なされて、次からは表示されません。
*

*

発売元のvocabahead社からは、いろいろな種類のボキャブラ・アプリが発売されますが、全般的には、英検一級くらいか、それよりも少し難しいレベルくらいのように思いました。
英検一級くらいの難易度の試験を受けようとしている人に、ちょうどいいかもしれません。
英検一級のレベルがどのくらいのかよく知らないので、間違っているかもしれませんが。


↑図をクリックして拡大
このアプリは、アップルのAppStoreと、Amazon android appstoreに登録されています。
本当は、アンドロイド・アプリとして紹介したかったのだけれど、Androidマーケットでは無料のSAT Vocab liteが登録されているだけでした。(lite版は、50個の重要語彙だけですが、有料版は、約1000語を収録。)
Androidマーケットに有料版を出すつもりはないのか、発売元にメールで問い合わせたら、次のような返事がきました。
Due to size limitations of Android Market, our full apps are only avaiable through Amazon android appstore....
⇒容量の問題で、Androidマーケットではなく、Amazon android appstoreに登録しているので、そこから、購入して欲しい。
言われたように、Amazonから購入しようとしたのですが、そのためには、アメリカのAmazonから、Amazon Appstore Appというアプリを携帯にインストールする必要がありました。
さっそく、いまの携帯(IS03)にインストールしようとしたのですが、駄目でした。
アメリカのAmazonストアのアプリだから、ガラスマのIS03には対応していないのかもしれません。アメリカでも、AT&T社のアンドロイド・スマフォには対応していないようですから。
アメリカのAmazonにも問い合わせようかとも思ったのですが、面倒になったのと、直ぐに欲しかったので、アップルのAppStoreからiPhone向けのSAT Vocabを購入しました。
それで、今回は、Phone/iPodtouch版のアプリとして紹介しました。
アップルのAppStoreには、無料の50語だけのトライアル版、300語を納めたライト版(250円)、1000語を納めたフルバージョン(450円)が登録されています。
これ以外にも、Word a day isuals&Audiosなどがあります。
2011年08月16日 (火)
今回、App Storeから、無料の英単語アプリを試しに落としてみました。
もちろん、PCを使えば英語の語彙力をチェックしてくれるサイトはいくらでもあるけれど、iPod touchみたいな音楽プレーヤーでやると、あまりかまえずにできるし、オフライン"OK"だから場所や時間を選ぶということもありません。
SAT Vocab
SAT(Scholastic Achievement Test)は、アメリカの大学進学者を対象にした適正試験です。
SAT Vocabは、その中でも英語の語彙レベルをチェックしてくれるアプリです。
→ダウンロードしたアプリの正式名称は、[SAT Vocab Free]です。

↑画面をクリックして、拡大表示
上の図のように、カード式になっているので、画面下をタップすれば、答えをチェックできます。
①の全く知らないから、⑤の完璧に覚えたまで5段階に習得レベルが分かれているので、適切だと思う数字をタップします。
数字が上がるにつれて、次回からその単語が出てくる頻度が下がってきます。⑤を選べば習得済みと判断されて、次回からその単語が出てくることはありません。
チェックした単語は習得レベルでに応じて色分けされるていので、次に出てくる場合には、以前のレベルが簡単に分かります。
全部のクイズが終わったら、最後に総合的語彙力を評価してくれます。
全般的にかなりレベルは高く、自分の英語の語彙力をチェックしたい人には最適だと思いました。
⇒画面は基礎レベルの問題例なのですが、応用編もあります。
このアプリには大学進学レベルというよりは、普通のネイティブでも知らない単語が多く含まれているのではないか?
自分は、TIMEやNEWS WEEKなどの英語雑誌を読んでも、知らない単語はあまりないのですが、このアプリでは見たことがない単語によく出くわしました。
このアプリは面白そうなので、有料版を購入しました。→450円。
これだと、居酒屋の生ビール一杯分の値段で1300個の単語が学習できるわけで、コストパフォーマンスはとてもいい!
次のアプリは、

Vocablab LE
このアプリの方が、若干、問題がやさしいような気がしました。

正解! 不正解!
上の画面のように、英語で説明された意味にふさわしい単語を選択します。
正解だと緑、不正解だと赤に色が変わります。

上のように、不正解だと続けて選択ができて、次にあたるとその単語が緑に変わります。
もちろん、単語の正確な意味、その使い方や微妙なニュアンスなどは文脈の中でとらえるしかなくて、それにはできるだけ多くの英文を読むこと、これ以外に語彙力アップの方法はないのだと思っています。
だけど、こういうアプリは、ちょっとした気晴らしに、また自分の英語の単語力チェックにはとてもいいですね。
この2つのアプリはクイズだけではなく、カード部門もあって、これで単語の学習をすることもできます。
今回紹介するのはこの2つだけですが、似たような名称のアプリは、iPhone、アンドロイド版ともに多数あるので、好きなものを選べばいいと思います。
参考記事
一番長い綴りの英単語は?
おすすめのボキャブラ本、30 days to a more powerful vocabulary

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もちろん、PCを使えば英語の語彙力をチェックしてくれるサイトはいくらでもあるけれど、iPod touchみたいな音楽プレーヤーでやると、あまりかまえずにできるし、オフライン"OK"だから場所や時間を選ぶということもありません。

SAT Vocab
SAT(Scholastic Achievement Test)は、アメリカの大学進学者を対象にした適正試験です。
SAT Vocabは、その中でも英語の語彙レベルをチェックしてくれるアプリです。
→ダウンロードしたアプリの正式名称は、[SAT Vocab Free]です。


↑画面をクリックして、拡大表示
上の図のように、カード式になっているので、画面下をタップすれば、答えをチェックできます。
①の全く知らないから、⑤の完璧に覚えたまで5段階に習得レベルが分かれているので、適切だと思う数字をタップします。
数字が上がるにつれて、次回からその単語が出てくる頻度が下がってきます。⑤を選べば習得済みと判断されて、次回からその単語が出てくることはありません。
チェックした単語は習得レベルでに応じて色分けされるていので、次に出てくる場合には、以前のレベルが簡単に分かります。
全部のクイズが終わったら、最後に総合的語彙力を評価してくれます。
全般的にかなりレベルは高く、自分の英語の語彙力をチェックしたい人には最適だと思いました。
⇒画面は基礎レベルの問題例なのですが、応用編もあります。
このアプリには大学進学レベルというよりは、普通のネイティブでも知らない単語が多く含まれているのではないか?
自分は、TIMEやNEWS WEEKなどの英語雑誌を読んでも、知らない単語はあまりないのですが、このアプリでは見たことがない単語によく出くわしました。
このアプリは面白そうなので、有料版を購入しました。→450円。
これだと、居酒屋の生ビール一杯分の値段で1300個の単語が学習できるわけで、コストパフォーマンスはとてもいい!
次のアプリは、

Vocablab LE
このアプリの方が、若干、問題がやさしいような気がしました。


正解! 不正解!
上の画面のように、英語で説明された意味にふさわしい単語を選択します。
正解だと緑、不正解だと赤に色が変わります。

上のように、不正解だと続けて選択ができて、次にあたるとその単語が緑に変わります。
もちろん、単語の正確な意味、その使い方や微妙なニュアンスなどは文脈の中でとらえるしかなくて、それにはできるだけ多くの英文を読むこと、これ以外に語彙力アップの方法はないのだと思っています。
だけど、こういうアプリは、ちょっとした気晴らしに、また自分の英語の単語力チェックにはとてもいいですね。
この2つのアプリはクイズだけではなく、カード部門もあって、これで単語の学習をすることもできます。
今回紹介するのはこの2つだけですが、似たような名称のアプリは、iPhone、アンドロイド版ともに多数あるので、好きなものを選べばいいと思います。
参考記事
一番長い綴りの英単語は?
おすすめのボキャブラ本、30 days to a more powerful vocabulary

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