ふっと思ったのだが、以心伝心とか、1を聞いて10を知るとかいう言葉が日本語にあるけれど、英語はどうなのだろうかと?
たぶん、英語だと、1は1のままだし、言外の意味をくみ取る作業はあまり必要ないだろうなと。

ここ数日、TOEICの学習に飽きてきたので、ネットで、俳句の英訳サイトを見ていた。
そこで、すごい、大発見をした!

芭蕉の、「古池や 蛙飛び込む 水の音」

これのすべての英訳で、蛙は単数、時制も現在になっていたのだ!
私は、蛙も水の音も複数で、過去の出来事を詠んだ句だと思っていた。

たとえば、有名な英訳を2つあげれば、

The ancient pond
A frog leaps in
The sound of the water.
Translated by Donald Keene

A lonely pond in age-old stillness sleeps . . .
Apart, unstirred by sound or motion . . . till
Suddenly into it a lithe frog leaps.
Translated by Curtis Hidden Page

2つとも、一匹の蛙が、現在の時制で、池に飛び込んでいるという情景。

試しに、私も英訳してみた。

The ancient pond,
A few frogs jumped into it - one by one.
The splashing sounds resonated,
breaking the neghborhood's stillness.
Translated by Sigeru

説明文であって、詩ではないという批判はおいといて、
複数の蛙が次々と池に飛び込んで、静寂を破った。
その後、静寂はさらに深まったという情景を詠んだ句だと思っていたのだが。

下の写真は、本文とはまったく関係ないけれど、iFish PondというiPhoneアプリのスクリーンキャプチャー。

pond1.png

池の鯉を眺めたり、水しぶきや虫の羽音を聞くだけのアプリだが、けっこう和む!

参考記事
英語の時制と、T.S.Eliotの4つの四重奏

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