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最新号の The Economist に、気候変動と温室効果ガスとの関連について、次のような記事が載っていました。

⇒A sensitive matter

The climate may be heating up less in response to greenhouse-gas emissions than was once thought. But that does not mean the problem is going away.

OVER the past 15 years air temperatures at the Earth’s surface have been flat while greenhouse-gas emissions have continued to soar. The world added roughly 100 billion tonnes of carbon to the atmosphere between 2000 and 2010. That is about a quarter of all the CO₂ put there by humanity since 1750. And yet, as James Hansen, the head of NASA’s Goddard Institute for Space Studies, observes, “the five-year mean global temperature has been flat for a decade.”....

温室効果ガスによる気温上昇は、かって考えられていたよりも少ないのかもしれない。だけど、この問題がなくなったというわけではない。

この15年間、温室効果ガスの排出量は増え続けてきたが、地表の大気の温度には変化はなかった。
2000年から2010年にかけて、約1,000億トンの炭素が大気圏に放出された。
これは、1750年以来、人類が大気圏に放出したCO₂ の総量のほぼ4分の1。
しかしながら、NASAのGISS(Goddard Institute for Space Studies)主任のジェームス・ハンセン氏によれば、この10年間の平均気温は変わらなかった。」

これは書き出しの部分ですが、興味ある方は、是非、全文を読んでください。(かって主張されていたほどではないが、温室効果ガスと地表の気温上昇にはやはり密接な関連があるという論調でした。) 

また、この記事と少し関連すると思うのですが、マイケル・クライトンが、
" Stete Of Fear " という小説のあとがきで、次のようなことを主張していました。
以前にもブログに書いたのですが、それの一部を英語と日本語に訳して、再掲載してみました。(彼の他の本に比べると、それほど注目されていないような気がするから。当時は、温室効果ガスが一番騒がれていた時期で、彼はいろいろな方面からバッシングを受けました。)

We know astonishingly little about every aspect of the environment, from its past histry, to its present state, to how to conserve and protect it.
地球環境のさまざまな分野については、その過去の歴史から現状まで、それをどうやって維持して守っていくかなど、我々は驚くほど何も分かっていない。

We are also in the midst of a natural warming trend that began about 1850, as we emerged from a four-hundred-year cold spell known as the "little Ice Age."
我々は、温暖化トレンドの真っただ中にある。これは、400年ほどの周期で繰り返されるミニ氷河期が、1850年あたりに終わったため。

Nobody knows how much of the present warming trend might be a natural phenomenon.
現在の温暖化トレンドのどれだけが、自然現象によるものかは、誰も分かっていない。

Nobody knows how much of the present warming trend might be man-made.
現在の温暖化トレンドのどれだけが、人的活動によるものかは、誰も分かっていない。

Nobody knows how much warming will occur in the next century. Computer models vary by 400 percent, de fact proof that nobody knows.
次の21世紀にどれだけ温暖化か起きるのかは、誰も分かっていない。コンピュータモデルによっては、その数値に400%もの変動がある。これは誰も分かっていないということの、事実上の証拠。

Before making expensive policy decisions on the basis of climate models, I think it is reasonable to require that those models predict future temperatures accurately for a period of ten years.
ある気候モデルにもとづいて、財政支出を要する政治決定をする場合には、その気候モデルは、直近の10年間の気候変動くらいは正確に予測できてもいいだろう。

最後にこれはぼくの考え。
この問題に関しては、ぼくはまったくの素人で、何にも分かっていない。
ぼくだけでなく、専門学者やCO₂ の排出量を取り決めている政治家や熱心なエコロジストたちも含めて、誰も分かっていないのではないか。

下図は、地表の平均気温の変化グラフ。
たしかに、過去の50年間で地表の平均気温は0.5℃ほど上昇している。これが人的活動によるものなのか、自然現象による変動なのか、ぼくは門外漢なのでよく分からない。

地球の平均気温の変化
climet1.png


参考記事
マイケル・クライトンの「恐怖の存在」について
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