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【追加】
これを書いた直後、日本時間では今日(8/31日)にでも、アメリカとフランスが共同でシリアを空爆するというニュースを見つけた。

⇒US plans attack with help of 'our oldest ally'... France

ぼくは、原油価格の先物相場は8/28日のピークから下がっていたし、シリアへの空爆は当分はないと思っていた。(汗)

【本文】
ぼくの知識はいいかげんだから間違っているかもしれないが、シリア危機のおさらいをしてみました。
さっきテレビをつけたら、シリアではなく、藤圭子さんの特番ニュースを流していた。(爆)
テレビはすぐに消して、代わりに FM ラジオを聞いていた。

今回、イギリスはシリア空爆への参加を拒否した。
アメリカでも慎重論が強く、一旦は空爆も見送られそうな模様。
原油価格も、1バーレル107ドルくらいまで下落した。

シリアは、第一次世界大戦の戦後処理の中で、英仏が敗戦国のオスマントルコの旧領を分割してできた国家だ。
ぼくの記憶が間違っていなければ、エジプトはイギリスに割譲され、シリアやレバノンはフランスに割譲されたと思う。
今回のシリア空爆ではイギリスは拒否したが、旧宗主国のフランスは参加するという話だ。

シリアはもともとが英仏が勝手に国境線を引いてできた国家で、部族や宗派も違うため自国民としてのアイデンティティはあまりない。(アサド政権はイランと同じイスラム教のシーア派で、一方の反政府軍はサウジアラビアなどの支援を受けたスンニー派。)
そのため、アサド政権は自国民に化学兵器を使ったとしても、ためらいが少なかったのだと思う。

当然、同じシーア派のイランはアサド政権を支持して、アメリカのシリアへの軍事介入には猛反対。
ロシアがアサド政権を支持するのは、シリアはロシアの船舶が黒海から地中海へ出るシーレーンの重要な拠点の一つになっているから。
シリアは地中海に面しており、たしか、ロシア艦隊の寄港都市もシリアにあったと思う。
ロシアとしたら、シリアが欧米におさえられるのは望ましくない。
またロシアは、チェチェンなどのイスラム分離派をかかえているから、シリアがイラクのように無政府状態になって、イスラム過激派の温床になることも望ましくないと思っている。(ロシアの総人口の15%ほどがイスラム教徒。)
中東への影響力も確保しておきたい。

ぼくのわずかばかりの知識でおさらいをすればこんな感じだ。

今回はシリア空爆は避けられそうだけれど、一歩間違えば、イランやイスラエルまで巻き込んだ中東全体に紛争が拡大する危険もあった。
イランが、欧米やイスラエルの軍事介入の報復としてペルシャ湾を魚雷で封鎖する可能性もある。たしか、日本の原油の80%くらいは、ペルシャ湾を通って運ばれていたと思う。日本のアキレスけんに、銃剣をつきつけられたようなものだ。

シリア問題は、一週間後のオリンピック開催都市決定に影響するだろう。
イスタンブールが選ばれる可能性は少なくなったと思う。
東京も、福島原発の汚染水流出ではかなりのイメージダウンを被った。
2020年のオリンピックの開催都市は、消去法でマドリードのような気もするが、どうなのだろうか?

【注】
シーア派、スンニー派が分からない人は、Wkipedia などを参照してください。
⇒シーア派
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