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「40ヵ国語習得法」 新名美次著。

たまたま、ミナミのBook Offで買いました。
「ブルーバックス新書」の一つで、2時間くらいで読み終えました。

現在、ニューヨークで医者をしておられる著者が、次々と外国語を習得していった過程とそのコツなんかも詳細に解説されていました。

面白かったところは、学生の時の自由な時間がたくさんあった時期と、医者になって多忙をきわめ、わずかの自由時間を語学の学習にあてていた時期と、アプローチ方法が異なっていたこと。

学生のときは、自由時間もたくさんあるのだから、多少非効率なやり方をしても、自分の気質にあったやり方で通していたそうだ。
社会人になり仕事に追われるようになると、そんな風にはいかないのだから、長期的なスパンで効率よくやっていくように心がけたのだそうだ。

何よりも、自分にあったやり方を見つけること。
そして、あまり一般論には振り回されないこと。
外国語を習得するということは、頂上のない登山に出かけるようなものだから、多少遠回りしても、楽しんでやれる方法を見つけることが大事だと。
結局は、当たり前のことをいっているだけのような。。。

何ヶ国語もやって混乱しないのかという意見に対しては、言語にはそれぞれ固有のロジックというか、特徴みたいなものがあるから混乱することはないとのこと。(わたしたちも、英語と日本語を混同するなんてことはありませんものね)。

英語も満足にできないのに、他の外国語をやるのはどんなものかという意見に対しては、英語以外の言葉を学ぶことは、英語の学習にも役立つのだという主張。(これには、わたしも強く同感)。

あと、40ヶ国語を習得したと筆者はいうけれど、それがどのくらいのレベルで習得しているのかは、個人的にははなはだ疑問ですね。

たとえば、英語でT.S.エリオットを読み、イタリア語でプッチーニのオペラを楽しみ、ロシア語ではチェーホフの戯曲を読み解く。こんなレベルの語学力なのだろうか?

(追記)
以前にも似たような本で、「外国語上達法」千野栄一著(岩波新書)を読んだことがありました。
この著者も自分はpolyglot(多国語に精通した人)だと主張しているが、彼の場合は英語、ドイツ語、ロシア語、チェコ語、スロバキア語でした。
(英語とドイツ語は共通部分も多いし、ロシア語とチェコ語とスロヴァキア語はもっとお互いに似ているだろうから、この場合は本当だろうなと思う)。

そういえば、わたしもアメリカ人に冗談で、「I am trilingual(3ヶ国語がしゃべれるぞ!)」と言ったことがありました。英語と、日本語と、九州の薩摩弁を少ししゃべれるのですから。
沖縄や、青森の人なんかもbilingual(二ヶ国語に精通)になるのではないでしょうか?(^^)

参照記事 ぼくの英語との出会い!
       テニスのまつわる話、その他のこと

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テーマ:語学の勉強
ジャンル:学問・文化・芸術
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