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 ↑今宮戎神社

十日戎に、今宮戎神社に行ってきた。福娘は、さすがに美人が多かった。

[本文]
去年、オリンパス社長のウッドフォード氏が会社から追放されたことは、英語メディアでも詳細に報道されていた。

日本の新聞は、海外でのこの報道を伝える場合に、「解任」という言葉を使っていた。
だけど、The New York TimesやThe Wall street journalなどの記事では、「解任」ではなく、"ditch"や"sack"や"get canned"などの言葉を使っていた。

例えば、
Orympus has ditched chief executive Michael Woodford, who is querying odd-looking deals in Britain and Japan...
(オリンパスは、英国や日本での不可解な取引について調査をしていたウッドフォード社長を、会社から追放した。)

ditchには排水溝の意味があるし、ここでのditchは「ドブに捨てる」というニュアンスだと思う。
sackも袋に包んでゴミ箱に捨てるというニュアンスだと思う。

ditchやsackなどははるかにきつい言葉だし、これらを「解任」という日本語に訳すのは、ほとんど誤訳に等しい。「解任」に対応する英語は、"fire"や"dismiss"あたりかなと思うのだが。"fire"がもっともふさわしく、"dismiss"は日本語の解任よりも、やわらかい感じがする。

日本の新聞は、わざと誤訳して、問題の本質をうすめて報道しようとしていた?

オリンパス事件が明るみになったことの本質は、
上司の財テクの失敗を隠ぺいするために、決算書の虚偽記載という犯罪行為に手をそめてまで上司に忠誠を誓う、日本的な企業人のエトスを、英国人社長のウッドフォード氏は持ち合わせていなかったということなのかもしれない。。。

ウッドフォード氏にとっては、いかに上司の菊川氏に恩義があるからといって、彼のために犯罪行為に手を貸して、遠い異国で刑務所に入る危険を冒すなんて、想定外のことだったのだろう。
→これについては、英語の誤訳のレベルを超えて、文化風土の違い、組織の中での個人の立ち位置の違いなどのもっと深いテーマになるのでまたの機会で。

誤訳についていえば、去年のNHKの紅白での、レディー・ガガの歌詞の日本語字幕が少しおかしいとネットで話題になっていた。
参考記事→NHK紅白・レディー・ガガの歌詞字幕について

そのおかしい字幕の一部をあげれば、英語の歌詞が
No matter gay, straight or bi
lesbian, transgendered life
I'm on the right track, baby
I was born to survive

これを、普通に日本語に訳せば、
「ゲイであれ、ストレイトであれ、バイセクシャルであれ、
レスビアンであれ、性転換をした人生であっても、
そんなことは、関係ないんだ。
オレは、正しい道を歩んでいる、ベイビー
オレは、生き残るために生まれてきた。」

これがNHK紅白での日本語字幕では、
「性的好みなんてどうでもいい
私は正しい道を進んでいる どんな困難も乗り越える」
になっていたそうだ。

NHKが年末の国民行事である紅白で、こんな字幕をつけて、もとの歌詞の具体性をうすめようとしたのはなんとなくわかるような気もする。
でも、これって意図的な誤訳で、レディー・ガガを尊敬する気持ちが少しでもあれば、やれなかったことだろう。

参照記事
テレビ報道やオリンパスのことなど

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