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今週号のエコノミストは、The Dragon's new teeth(ドラゴンの新しい牙)というサブ・タイトルで、中国の軍事的勃興を特集していた。
北朝鮮のミサイル発射が予定通りに行われるようだし、東アジアは、中東などのならんで、軍事的には非常に不安定な地域だ。

今回のエコノミストの記事は、時期的にも、英語のリーディング教材としてもおススメだと思う。

キャプチャ
Apr 7th, 2012

⇒The dragon's new teeth

ちょっと、気になった表現は、
"Like all the other great powers, China faces a choice of guns or walking sticks."という一節。

たぶん、直感的に日本語に訳せば、
”中国は、他の諸大国がそうであったように、好戦的(guns)でいくか、平和的(walking sticks)でいくかの選択に直面している。”

この意味ならば、gunsをswordsに代えて、swordsとsticksにした方が、刀を持ち歩くか、杖を持ち歩くかの対比になるから、より適切な対句のような気もするが。

楽観的に考えれば、中国は日本などの他の諸国と経済的に相互依存の関係になっているから、紛争を起こすことで中国のプラスになることは何もないはずだ。
ネットでは好戦的な中国人が多いが、生身の中国人はそんなに好戦的ではないとも思う。
日本でもネット右翼は多い印象だけど、生身の日本人がそうではないように。

それに、中国のジニ係数(The Gini coefficient in China)は、0.47ほどで、これはすでに危険水域に達していると思う。
⇒ジニ係数、その社会の貧富の格差を示す係数。
値が小さいほど、富の配分が均等な社会で、日本は、0.3くらいで、G20諸国の中ではドイツなどと並んで、貧富の格差が少ない社会なのだそうだ。

社会主義がたてまえの中国で、日本やアメリカをはるかに凌駕して、貧富の格差が大きいのにも不思議な気がする。
これ一つをとっても、いまの中国共産党は、統治のlegitimacyをすでに失っているのだと思う。

一人っ子政策による、超高齢化社会は、日本よりもにはるかにドラスティックなかたちでに訪れるはずだし、いまの中国は貿易で得た富は国内の福利・厚生にまわすべきで、砲丸外交(Gunboat Diplomacy)をやるメリットはないだろう。

ただ、これはアメリカを主軸として、日本やインドやベトナムやフィリッピンやオーストラリアなどの近隣諸国が、中国の軍拡に対してしっかりとした対抗手段を講じればの話だ。

もし仮に、日本が国の防衛を怠ったら、尖閣諸島だけではなく、沖縄本島も中国に占領されるだろう。
僧侶たちが統治する平和な国家であったチベットが、中共軍に侵略され、占領されたように。
(あまりニュースにはならないが、いまでもチベット人の抗議の焼身自殺が多数起きている。)

いまの財政事情のためか、軍事費はまっさきに削られるが、東アジアでは冷戦はまだ終わっていないのだし、中国や韓国や北朝鮮という隣人を抱えているのだから、もっと、軍事費は増やすべきだ。

最初にやるべきなのは、第9条の破棄だけど。。。

個人的には、社民党の人たちみたいな平和主義者が、戦争を引き起こすのだと思っている。

参考記事
今回のSMAPの中国公演で思ったこと
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テーマ:アジア
ジャンル:政治・経済
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