かなり暴論かもしれないが、最近のウクライナの出来事で思ったことを書いてみる。(アンチテーゼとして書いているのであって、この意見に無条件に賛成しているわけではない。核のロジックは、悪魔のロジックなのだと思う。)

現在、ウクライナはロシアから武力でクリミア半島を奪われ、対抗する手段もない状態だ。
だけど、1991年、ウクライナがソビエト連邦から分離・独立したときは、ソビエト時代からの核兵器を多数保有していたから、当時のウクライナは世界第3位の核保有国だった。
ウクライナは、ロシアからの不干渉、国境線の現状維持などの保障を受けて、その見返りとして、核兵器の放棄・ロシアへの引き渡しにも応じた。
その約束も反故にされて、いまではウクライナは核兵器を放棄したことを後悔しているのかもしれない。
ウクライナが核保有国であり続けたならば、ロシアは、こんなに簡単に武力でクリミア半島を併合しようとはしなかっただろうから。

最近では、インドとパキスタンが戦争に訴ったえずに、話し合いで領土問題を解決しようとしている。
これはお互いが核保有国になったからだと思う。
そのため、以前のように、武力に訴ったえてまでも領土問題を解決するというインセンティブがなくなったのだと思う。
インドとパキスタンは、お互いに核武装をしたから戦争の危険がさがったのだ。

尖閣にしても、日本が核武装をすれば中国も安易に武力でこの問題を解決してこようとはしないと思う。

あと、これはぼくが子どもの頃からずっと疑問に思っていたことなのだが、第2次世界大戦の末期、日本が核武装をしていたら、アメリカはあんな風に安易に広島や長崎に原子爆弾を投下しただろうか?
当然、アメリカも日本からの核の報復を恐れただろうから、広島、長崎に原子爆弾を投下しなかったんじゃないだろうか?

スポンサーサイト
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック