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今日は、あまりに暑く、出かける気力がなかった。
時間が空いたので、以前、買っていた、ブルーバックスシリーズの 『高校数学でわかるマックスウェル方程式』 という本を読んでみた。



これは、文句なしの良書。
著者の語り口がすばらしく、読んでいてとても楽しかった。
理数系の本で、『高校レベルの数学でわかる』 といううたい文句はたいていは嘘っぱちだが、この本はタイトルに偽りはなかった。
難しい数式は出てこないので、最低限の微積分の知識があれば理解可能だ。(高校数学だけでという制約のためだろうか、ベクトル解析を使った説明は、付録で簡単に触れられただけだった。)

第1部では、電気の発見から電磁気学の成立までの歴史がおもしろく語られていた。
第2部では、高校の物理で学ぶ電気公式(クーロンの法則、アンペールの法則、ファラデェーの電磁誘導など)が、マックスウェルの4つの方程式によって、いかに綜合されていくのかが、難しい数式を使わずにわかりやすく説明されていた。
第3部では、科学について、欧米で博士号を持つことの意義、言論の自由などに関して、著者の見解が忌憚なく語られていた。(著者は早稲田の理工学部教授だが、小保方さんの博士論文に剽窃があったにもかかわらず、小保方さんの博士号をはく奪しないという大学側の決定を、どう思っているのだろうか?)

この本は、高校の物理から、大学で学ぶ電磁気学への橋渡しとしてピッタリだと思った。
自分が大学生のときにこの本があったならば、大学の電磁気学の授業にももっとスムーズに入れただろうに。

同じ著者による、『高校数学でわかるフーリエ変換』、『高校数学でわかるシュレディンガー方程式』 なども読みたくなった。
さすがに、量子力学の骨幹たる 『シュレディンガー方程式』 を、高校数学だけで説明するのは、絶対に不可能だと思うのだが・・・・。(爆)

ようやく、梅雨が明けた。
summer3
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