Arthur.C.Clarke(アーサー、C、クラーク)は、大好きなSF作家の一人でした。

(2001年宇宙の旅)という映画の原作者としも有名ですが、彼の作品でわたしが一番好きなのは、Childhood's End(幼年期の終わり)ですね。

これは、人類が、ある日突然、自分たちより進化したエイリアンと出会い、彼等との交流を通して、人類がその幼年期から脱皮して、より高次のものに進化していく過程をえがいた物語。

大学生の時に、この本を読んだときは、Arthur.C.Clarkeの思考のスケールの大きさに打ちのめされました。

20世紀のSFの古典として残るだろうし、あるいはSFというジャンルを超えて、20世紀のすぐれた知性の思索の足跡として、これからもずっと語り継がれていく作品なのだろう。

「ユーチューブ」に、亡くなる直前のインタビューがアップされていました。
ゆっくりとしゃべっているので、わかりやすい英語だと思います。
英語のリスニングを勉強されている方は、どうぞ。


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テーマ:英語
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
2001年ノーベル文学賞
regさん、こんばんわ。お邪魔します。

21世紀に突入した年、ノーベル文学賞の下馬評がささやかれていましたが、そのとき話題になってたのが"The 21st Century Oddesey"のクラークでした。結局ジョークだと判明したのですが、妙に納得できるものでこんなふうにひとを担げることに感心したものです。

自分はSF苦手でほとんど読んでないのですが、この作品は三島由紀夫の「小説とは何か」という評論で取り上げられていて、それでラストを知ってました(苦笑)。三島の評価は非常に高く、「非常に不愉快ながら傑作」というもので、引き合いに出されていた日本文学は「楢山節考」「家畜人ヤプー」でした。

三島由紀夫の小説はあんまり面白くないなあと思うのですが、評論は非常に明晰で小説より、はるかに面白い(笑)。日本文学の頽勢はこういう面白い文章書ける人が少なくなってることだと思います。まあそのせいで原書などわけもわからず読んだりしてるので、感謝すべきかも知れませんね(笑)。
2010/06/15(Tue) 21:02 | URL | デンスケ | 【編集
デンスケさん。こんにちわ。

<三島由紀夫は評論が一番面白い>という意見は、わたしも無条件に賛成です。
評論の次に面白いのは「近代能楽集」などの演劇もので、最後に小説がくるのだと思っています。
その小説でさえ、他の凡庸な作家と比べたら「面白い」というところが、三島由紀夫の才能の凄さなのでしょうね。

人類と、人類よりも進化した知的生命体との出逢い。
このテーマで書かれた作品は、他にも、数えきれないくらいいっぱいあるはずです。
クラークが他を圧倒するのは、このテーマに関して練られた思索の質の深さだと思っています。エイリアンの姿も、エイリアンに対する人間の行動も、けっきょくは、その作家の人間観が投影されているだけですから。
2010/06/16(Wed) 19:31 | URL | reg | 【編集
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