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今年の3月、グーグルが開発したAI 「AlphaGo」 が、世界トップ棋士の一人、韓国のイ・セドル9段と囲碁対局をして4勝1敗で勝利した。(イ・セドル9段は、囲碁界のフェデラーみたいな人。)

たしか1997年、IBM が開発したディープ・ブルーというチェス専用コンピュータが当時のチェス世界王者カスパロフを2勝1敗で打ち負かした。
これはコンピュータが盤面のある局面から、有効な手筋をすべて検索して必勝手を指すという力技だったと思う。
チェスは盤面の目数(8×8)が圧倒的に少なく、敵の駒を取ればその駒が盤上から消えるから、こうした力まかせも可能なんだろう。

一方囲碁ゲームは、盤面の目数が19×19 とチェスに比べて天文学的に増えるからこうした手法は不可能。
よく例えられるのが、囲碁では検索数が宇宙にある原子の総数 (約1×10^80) よりも多くなるということ。
囲碁の場合、可能な検索数は 1×10^171 だそうだ。

AlphaGo 以前の囲碁ソフトは、モンテカルロ法という統計学的手法を用いていたと思う。
モンテカルロ法とはプログラムされた評価関数に従って、AIが終局までをシミュレーションして、より勝率の高そうな着手を選択していくという手法。
これだとAI (人工知能)の棋力は、コンピュータのハード性能、ソフトのアルゴリズムなどに依存する。
囲碁は局面によって前の手の価値が動的に変化していくから、有効なアルゴリズム(評価関数)を作るのが困難だという話もよく聞いた。

今回、グーグルが開発した AlphaGo のすごいところは、囲碁に特化したプログラムではなくて、汎用のAI だということ。
AlphaGo に囲碁のルールを覚えさせたら、後は人間が学ぶように、AlphaGo が繰り返し(何百万回と)囲碁を対局してデータベースを増やしていき、勝率の高かった手筋を次々と覚えていくというやり方。
AlphaGo はこのやり方で自分で囲碁を学習して、世界で一番弱い碁打ちから、わずか1、2年で世界のトップ棋士を打ち負かすようになった。
今回の勝利は、ディープ・ブルーと比べても、歴史的な大事件なのだろう。
AlphaGo は車の自動運転、病気の自動検診など、様々な分野にも実用化されていくのだろう。
囲碁は自動運転や病気の自動検診などと違って、人の健康や生き死にに直接関係しないから、AlphaGo の性能を示す恰好のターゲットになっただけだから。
ちょっと残念だが、さっそくグーグルとアメリカ国防省は、AlphaGo を応用して自分で状況を判断して敵を殲滅するような戦闘ロボットを開発中だという話を聞いた。
SF作家のアシモフはロボット(あるいはロボット設計者)が守らなければならないロボット三原則を提唱したが、最初からそれが破られているわけだ。
  1. ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
  2. ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第1条に反する場合は、この限りでない。
  3. ロボットは、前掲第1条および第2条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
・・・・・こんな風なことを書いていたら、久しぶりに囲碁を打ちたくなって、囲碁ソフト 「世界最強銀星囲碁15」 と対局してみた。
コンピュータの棋力を3段、考慮時間を一手60秒に設定。
使ったのは東芝のノートPC
CPU Corei5 1.60GHz、最大2.60GHz
メモリ 8GB
SSD 256GB

以下はそれの272手までの棋譜です。(ぼくが黒持ち)
ぼくの棋力はアマ2段くらいだと思うが、コミ分を引いてもまだぼくの方が優勢だと思う。(爆)
銀星囲碁 はけっこう強く、ソフトの棋力を3段に設定すると勝ったり負けたり・・・。
4段以上、考慮時間も60秒以上与えたら、ぼくが互い先で勝つことはほとんど不可能だろう。 まだ試していないが。
銀星囲碁 の棋力は、アマ4段くらい?
たまにヨセで明らかにおかしな手を打つが・・・

以下の棋譜は、クリックして拡大。
銀星17

銀星囲碁は、地よりも中央の厚みを重視する打ち方。
これは AlphaGo も同じ。
隅や辺の地をとって安心していると、中央に厚みを作られて地合で負けてしまう。
厚みに近づくと、銀星囲碁は簡単に目を作らせてくれず、よく石が殺される。
今回は、銀星囲碁に厚みを作らせない作戦に切り替えて成功しました!

以下は、現在市販されている最強の囲碁ソフト。
小林光一名誉棋聖に3子で勝ったそうだから、アマでこれに勝てる人はいないのだろう。
ソフトの性能を十分に発揮させるには、Core i7-6700K クラスのパワーが望ましいように思います。
It rains a lot more than it usually does recently.
Personally, I like rain, as long as I don't have to venture out into it.
I like watching the rain falling outside and hearing the sound of it hitting against the window.
It always makes me want to have a cup of coffee.

9月は雨が多いと覚悟していても、それにしても多すぎる。
もっとも急いで外に飛び出す必要のない休日の雨は、わりと好きなのだが・・・。
とくに外の雨を眺めながら、部屋でゆったりと飲むコーヒーが好きだ。

rain2.jpg

書きたいことはいろいろあるのだが、忙しく、そのための時間と気力がない。
昨日(9/12)、アマバンをやっている知りあいがライブをやったので参加しました。
月曜日で雨も降っていたが、それにも関わらず、観客も40人ほど来ていて大盛況だった。

live2.jpg


ベース担当で、ライブ主催者のシゲタさんと
kokoro1.png
知り合いの英語学習者で、TIME 誌の英文はとても素晴らしいと褒める人がいたので、今日、30年ぶりくらいに彼から借りて読んでみた。
1年ほど前の、 fusion (核融合)の特集号だったが、科学的テーマを扱うにしては表現があまりにも文学的で、核融合についての詳しい説明はほとんどなかったように思う。
例えば、以下の表現とか。

When you torture plasma with temperatures and pressures like these, it becomes wildly unstanable writhes like a cat in a sack.

こんな表現がやたら多く、読んでいてイライラさせられた。
物理現象をこんな風に擬人化して表現するくらいならば、核融合の化学式の一つ、あるいは物質とエネルギーの等価変換を示したアンシュタインの方程式を載せてそれを解説した方が、読者は核融合についてよっぽど深く理解できるだろうに。
この記事を書いたのは、凝った英文を書くことは知っているが物理や科学やテクノロジーについてはまったく素養のない文系の記者なのだろう。
TIME は小1時間ほどで読み終えたが、どれも文章が素晴らしいだけで中身はたいしてなかったように思う。

もっとも中身がないというのは、必ずしも悪いことではないとも思う。
鮭は中身よりも皮の部分が圧倒的においしいし、北京ダックだって皮だけを食べて後は捨てるくらいだから。(喩えが適切でないかもしれないが・・・・。)
TIME も文章が凝って素晴らしければ、内容はなくってもいいのだろう。

TIME を一言で評価するならば、外国語として英語を学ぶ人専用の時事雑誌で、英語は多少できるが英語以外には専門知識も一般的教養も持ち合わせていない文系の英語学習者のためのリーディング教材。

久しぶりに、家の近くの公園に寄ってみた。
IMG_807.jpg

先週のEU離脱を決めたイギリスの国民投票を、The new york times などのメディアはreferendumを使っていた。
個人的には国民投票の英語は、plebisciteという単語の方により馴染みがあったのだが。
2年前、スコットランドで行われたThe UK からの独立を問う国民投票、これはplebiscite を使う新聞と、referendumを使うメディアとに分かれていたように思う。
The financial times は Scotland's independance plebiscite などと使っていた。BBCは the Scottish independence referendum などを使っていた。

今回のEU離脱を決めるような国民投票では、referendumの方が適切なんだろう。
僕のイメージだとだいたいこんな感じだ。
連邦制の国家で一地方(構成国家)が分離・独立の是非などをを国民投票にかけて決める場合は、plebiscite を使う。
また、plebiscite は占領下や軍政下のでおこなわれる国民投票に使われることが多く、plebiscite は占領からの独立、軍政から民政へ移行するプロセスとしての国民投票に用いる。
一方もともと民主的な社会で、憲法改正などの重要事項を政治家に任せずに国民投票にかけて直接これを決める場合には、referendum を使う。

気になったので、ちょと調べてみた。
Both words are very similar although Plebiscite has become more commonly used to denote a change in sovereignty.
plebiscite; a direct vote of the people of a country to decide a matter of national importance.
referendum; a direct vote by all the people to decide about something on which there is strong disagreement, instead of the government making the decision.

ロングマン英英辞典だと、両方に次のような例が載っていた。これだと意味もニュアンスもほぼ一緒だ。(爆)
a referendum on independence
a plebiscite on independence
⇒Differences between a plebiscite and a referendum
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